2025.4.24

『魔物(마물)』記者会見レポート
塩野瑛久

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塩野瑛久が出演する日韓クリエイター共同制作の完全オリジナル『魔物(마물)』が4月18日(金)にスタート。同日、放送に先駆けて記者会見が行われた。主演の麻生久美子、エグゼクティブプロデューサーの内山聖子(テレビ朝日)、パク・ジュンソ(SLL)とともにイベントに登壇した塩野は「センセーショナルな問題作」として話題になっている今作の魅力や役作りについてコメントした。さらに麻生が話す塩野の“胸きゅんエピソード”など、レアな撮影秘話で盛り上がったイベントの様子をお届けする。


愛と欲望にまつわる過激なテーマに挑む『魔物(마물)』。今作は昨今の韓国ドラマブームを牽引する韓国・SLLとテレビ朝日の日韓共同制作による完全オリジナルドラマで、塩野瑛久が演じるのは主人公の華陣あやめ(麻生久美子)を魅了する危険な男・源凍也。主演の麻生久美子とは初共演となるが互いの印象について聞くと、麻生から「私は静電気をためやすい体質みたいで。出会いのシーンの撮影時に、接触するとバチっとなって芝居がしづらいなと思っていたら、塩野さんが本番前に(妖艶な感じで)『放電しましょうか?』ってかわいらしく提案してくださってきゅんとなりました(笑)」と初出しの撮影秘話を披露。すると塩野が「そんな言い方していない!(笑)」とツッコミを入れつつ「麻生さんはいつも僕のことを褒めて持ち上げてくださって、その心遣いがすごくうれしい」と返し、ふたりの息はピッタリ。


ちなみに今作は脱ぐシーンも多く凍也はフェンシングのコーチという設定なので「筋肉をつけて体重を増やし、体脂肪が5〜6%になった」とのこと。「韓国の俳優さんたちは筋肉があって体格がいいので、チン・ヒョク監督に『日本の俳優はひょろいな』と思われたくなかった」と役にかけた想いを語った。また韓国チームと合同で行われた現場については「監督の撮りたいシーンに対しての執念がすごい。限られた時間や制約の中でずっと情熱を燃やし続けてくれて。僕ら俳優部に対しても向き合ってくれようとする姿勢がすごく見えたので、そこに応えたいなと思いました」と現場の熱量を伝えた塩野。最後は「こういう企画に携われたことが幸せ。本当に先の見えない展開になっていますので、ぜひ最後まで観ていただければ。後悔はさせないのでよろしくお願いします」と熱いメッセージを送り会見を終えた。



DRAMA information
金曜ナイトドラマ『魔物(마물)』
毎週金曜 よる11:15〜深夜0:15時 テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)
出演/麻生久美子、塩野瑛久、北香那、神野三鈴、佐野史郎、大倉孝二、落合モトキ、宮本茉由、宮崎吐夢、うらじぬの、若林時英
原案/シン・ウニョン
脚本/関えり香
監督/チン・ヒョク、瀧悠輔、二宮崇
音楽/jizue
エグゼクティブプロデューサー/内山聖子(テレビ朝日)、パク・ジュンソ(SLL)
ゼネラルプロデューサー/中川慎子(テレビ朝日)、チェ・へウォン(SLL)
プロデューサー/貴島彩理(テレビ朝日)、イム・チョヒ(SLL)、河野美里(ホリプロ)
制作著作/テレビ朝日/SLL
制作協力/ホリプロ
©︎テレビ朝日・SLL
https://www.tv-asahi.co.jp/mamono/


photography_松原裕之
text_若松正子