4月28日、八木勇征＆齊藤京子W主演のドラマ『あやしいパートナー』の１話先行上映とトークイベントが開催された。登壇した八木と齊藤が現場の空気感や撮影エピソードを語ったほか、八木はFANTASTICSへの想いも語りFANTARO必見のコメントも。また後半は作品に関するお題に答える企画コーナーもあり、ふたりはドラマ同様、息の合った掛け合いを披露。ドラマへの期待度をさらに高める貴重なトークをたっぷりと聞かせてくれた。
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今作は2017年に韓国(SBS)で放送されたチ・チャンウク主演の『あやしいパートナー〜Destiny Lover〜』の日本リメイク版で、八木勇征演じるクールな検事・立石春斗と、齊藤京子演じる弁護士を目指す司法研修生・宮下さくらのピュアな恋模様をベースに、ある事件をめぐるミステリーが交錯する新感覚のサスペンス×ラブコメディドラマ。
ドキドキハラハラのストーリーが見どころで、１話先行上映でもラストの衝撃展開に引き込まれ、その後、ステージに登場した八木と齊藤に会場から大きな拍手が湧く。ふたりとも劇中のイメージのままで特に八木は前髪を上げた短髪ヘア＆スタイリッシュなスーツ姿が凛々しく、まさに“キレもの検事”そのもの。今作のオファーを受けた感想を聞くと八木は「僕自身、W主演としてリメイク作品に出るのは初めて。でもチ・チャンウクさんのほうから『日本版ならではの特別なものにしてください』って言葉をいただいて、いい意味で肩の力が抜けたというか。僕たちにしかできない日本リメイクの『あやしいパートナー』を撮影できました。今作はラブコメだけじゃなくサスペンスの部分も楽しめるので、あきることなく作品の世界観に入りこんで視聴できるんじゃないかなと思います」と冷静に、でも満足げな表情を浮かべる。ただ法曹界が舞台ということで演じるのが難しかった部分もあり「検事という役柄は初めてですし専門用語も多いので、法廷のシーンはちょっと特別な緊張がありました。でもスタッフさん、出演者の皆さんと手を取り合いながら撮影できたので、そこもぜひ観ていただきたいです」と熱く語った八木。
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ちなみに1ヵ月半にわたる全編の撮影はすでにクランクアップ済みで「びっくりするぐらい笑顔の多い現場だった」とか。「スタッフさんも穏やかな方が多く、朝から晩までずっと笑顔。今振り返っても本当にいいチームだったと思います」(齊藤)、「楽しいことも大切だけど、締めるところはしっかり締めて最後まで走り抜けられたのは、そういうやわらかい空気感の中で充実したコミュニケーションがとれたから。それが連鎖し、充実した現場でした」(八木)と、それぞれ撮影の様子を振り返る。さらに齊藤が「個性豊かなキャラクターにも注目。全員がかわいく愛おしくておもしろい感じなので、一人ひとりを見ていただけたら」とキャストの魅力を語り、それを受けて「特に印象に残った共演者は？」という質問が飛ぶと、八木が春斗の幼なじみの梅原蓮を演じた草川拓弥との“勘違い”エピソードを披露。「僕、拓弥くんをずっと年下だと思っていたんです。なので、取材のとき『拓弥くんは今後やっていきたいことはあるの？』って(タメ口)で聞いたら『僕はもう30なので……』って言うから『あなた30なの⁈』ってびっくりしちゃって。こんな年下に見える先輩に出会ったことない。奇跡の30代です(笑)」と笑う。それ以降、八木は草川への接し方を変えようとしたものの「拓弥くんがいつもどおりでいいって言ってくれました。優しいんです、彼は」と双方、役柄のキャラのままのほっこりした関係性を覗かせた。
また、さくらが春斗を痴漢と勘違いするところから、ふたりの関係がはじまる出会いのシーンにちなみ「思わぬ出会いやきっかけから始まったことは？」という質問も。最初は「思わぬ出会い？」と考えこんだ八木だったが、すぐに「それがなかったら、自分が今ここにはいないと思うのはFANTASTICSのオーディション」と回答。「当時、僕はオーディションが開催されること自体知らなくて。でも僕が歌を好きなことを知っていた地元の友達が『こういうオーディションがあるよ』って連絡をくれたんです。あの連絡がなかったら僕はFANTASTICSにいなかったし、こうして『あやしいパートナー』にも出ていない。そう考えると（すぐに連絡がとれる）携帯電話があって良かったなと思います(笑)」とまじめなトーンから、しっかりオチをつける八木に会場から笑いが起こる。また自分の人生に欠かせないパートナーは？」という質問にも「（FANTASTICS）のメンバー」と即答。「兄弟でも家族でもないけど、こうやって僕が活動していくうえで絶対に欠かせない存在。ほかのグループはどうかわからないけど、僕たちは特別仲がいいんじゃないかなと思っていて。そういう存在が近くにいてくれてうれしいです」と誇らしそうにメンバー愛を語った。
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イベント後半は、前半の質疑応答から趣向を変えて企画コーナーへ。八木と齊藤に同じお題を出し、それが一致するか答え合わせする企画なのだが、実はふたりは同い年で同じ東京出身。さらに「１ヵ月半の撮影を終えて仲も深まり、息ぴったりなふたりなら答えが一致して当たり前」「一問も一致しなかったら罰ゲーム」というかなり無茶ぶりな企画で「嘘でしょ？ 本当に聞いていない」と本気で焦るふたり。だが１問目「第１話でいちばん好きなシーンは？」というお題が出ると、どちらも「バスの中の出会いのシーン」を挙げて一致。理由も「このシーンがなければこの物語は始まらなかった」（八木）「ここは最初の場面で『あやしいパートナー』の顔みたいなシーン。クランクインもこのシーンだったので、すごく思い出深いです」（齊藤）と共通して難なくクリア。無事、罰ゲームを回避することができた。続いて「撮影期間内でいちばん笑った出来事は？」というお題も、互いに高杉亘演じる新庄（法律事務所の代表）とのシーンを挙げて見事一致。ここは春斗とさくらがソファで眠っているところに新庄が「グッドモーニング！」と言って入ってくるシーンなのだが、その言い方にツボってしまい「(齊藤が)ソファに顔をめり込ませて笑いをこらえていた」(八木)とか。でも肩がぷるぷる動いてしまい結局NG。その後も笑ってしまい9回ほど撮り直したそうだが、「私たちだけじゃなく、みんなも笑っていた」(齊藤)と話し、「びっくりするくらい笑顔が多かった」現場の様子が伝わってきた。ラストは「撮影が終了したご褒美に今いちばんやりたいことは」というお題で、これは八木が「温泉旅行」、齊藤が「ラーメン」で不一致。でも齊藤が「温泉に入ってラーメンを食べたいみたいな(笑)」と言うと「そのセットがいちばんいいですね」と八木がすかさず同意し、息の合ったやりとりを見せてくれた。
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そして最後は視聴者へのメッセージ。「本当に展開が目まぐるしくて、どの話もおもしろく観ていただけると思います」という齊藤の言葉に続き、八木が「僕たちキャストもスタッフも、全員で作品が良くなるよう同じ方向を向いて、日々頑張って撮影しましたので、それが皆さんに届けばいいなという気持ちでいっぱいです。12話まであるので、ぜひ盛り上げていただけたらうれしいです」と締めてイベントを終えた。
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すでに2話までオンエアしているが、ここで語られた撮影エピソードを知ってから観ると、さらにドラマがおもしろくなるはず。ふたりのコメントを思い浮かべながら、ぜひ最後まで完走してほしい。
Photography_塩崎亨
Text_若松正子
DRAMA Information
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2025年4月29日（火）より放送スタート！
MBS：4月29日（火）より毎週火曜 深夜0:59～
TBS：4月29日（火）より毎週火曜 深夜1:28～
原作：SBS/クォン・ギヨン「あやしいパ－トナー」
出演：八木勇征、齊藤京子／草川拓弥、森田想、伊島空、土佐和成／高杉亘、渡辺いっけい
監督：安川有果 吉村慶介
脚本：政池洋佑
音楽：小山絵里奈
オープニング主題歌：FANTASTICS「運命なんて」（rhythm zone）
エンディング主題歌：神はサイコロを振らない「Lovey Dovey」（ユニバーサルミュージック/ Polydor Records）
制作プロダクション：C&Iエンタテインメント
製作幹事：カルチュア・エンタテインメント
製作：「あやしいパートナー」製作委員会・MBS
ドラマ「あやしいパートナー」公式HP
https://www.mbs.jp/suspicious_partner/
今作は2017年に韓国(SBS)で放送されたチ・チャンウク主演の『あやしいパートナー〜Destiny Lover〜』の日本リメイク版で、八木勇征演じるクールな検事・立石春斗と、齊藤京子演じる弁護士を目指す司法研修生・宮下さくらのピュアな恋模様をベースに、ある事件をめぐるミステリーが交錯する新感覚のサスペンス×ラブコメディドラマ。
ドキドキハラハラのストーリーが見どころで、１話先行上映でもラストの衝撃展開に引き込まれ、その後、ステージに登場した八木と齊藤に会場から大きな拍手が湧く。ふたりとも劇中のイメージのままで特に八木は前髪を上げた短髪ヘア＆スタイリッシュなスーツ姿が凛々しく、まさに“キレもの検事”そのもの。今作のオファーを受けた感想を聞くと八木は「僕自身、W主演としてリメイク作品に出るのは初めて。でもチ・チャンウクさんのほうから『日本版ならではの特別なものにしてください』って言葉をいただいて、いい意味で肩の力が抜けたというか。僕たちにしかできない日本リメイクの『あやしいパートナー』を撮影できました。今作はラブコメだけじゃなくサスペンスの部分も楽しめるので、あきることなく作品の世界観に入りこんで視聴できるんじゃないかなと思います」と冷静に、でも満足げな表情を浮かべる。ただ法曹界が舞台ということで演じるのが難しかった部分もあり「検事という役柄は初めてですし専門用語も多いので、法廷のシーンはちょっと特別な緊張がありました。でもスタッフさん、出演者の皆さんと手を取り合いながら撮影できたので、そこもぜひ観ていただきたいです」と熱く語った八木。
ちなみに1ヵ月半にわたる全編の撮影はすでにクランクアップ済みで「びっくりするぐらい笑顔の多い現場だった」とか。「スタッフさんも穏やかな方が多く、朝から晩までずっと笑顔。今振り返っても本当にいいチームだったと思います」(齊藤)、「楽しいことも大切だけど、締めるところはしっかり締めて最後まで走り抜けられたのは、そういうやわらかい空気感の中で充実したコミュニケーションがとれたから。それが連鎖し、充実した現場でした」(八木)と、それぞれ撮影の様子を振り返る。さらに齊藤が「個性豊かなキャラクターにも注目。全員がかわいく愛おしくておもしろい感じなので、一人ひとりを見ていただけたら」とキャストの魅力を語り、それを受けて「特に印象に残った共演者は？」という質問が飛ぶと、八木が春斗の幼なじみの梅原蓮を演じた草川拓弥との“勘違い”エピソードを披露。「僕、拓弥くんをずっと年下だと思っていたんです。なので、取材のとき『拓弥くんは今後やっていきたいことはあるの？』って(タメ口)で聞いたら『僕はもう30なので……』って言うから『あなた30なの⁈』ってびっくりしちゃって。こんな年下に見える先輩に出会ったことない。奇跡の30代です(笑)」と笑う。それ以降、八木は草川への接し方を変えようとしたものの「拓弥くんがいつもどおりでいいって言ってくれました。優しいんです、彼は」と双方、役柄のキャラのままのほっこりした関係性を覗かせた。
また、さくらが春斗を痴漢と勘違いするところから、ふたりの関係がはじまる出会いのシーンにちなみ「思わぬ出会いやきっかけから始まったことは？」という質問も。最初は「思わぬ出会い？」と考えこんだ八木だったが、すぐに「それがなかったら、自分が今ここにはいないと思うのはFANTASTICSのオーディション」と回答。「当時、僕はオーディションが開催されること自体知らなくて。でも僕が歌を好きなことを知っていた地元の友達が『こういうオーディションがあるよ』って連絡をくれたんです。あの連絡がなかったら僕はFANTASTICSにいなかったし、こうして『あやしいパートナー』にも出ていない。そう考えると（すぐに連絡がとれる）携帯電話があって良かったなと思います(笑)」とまじめなトーンから、しっかりオチをつける八木に会場から笑いが起こる。また自分の人生に欠かせないパートナーは？」という質問にも「（FANTASTICS）のメンバー」と即答。「兄弟でも家族でもないけど、こうやって僕が活動していくうえで絶対に欠かせない存在。ほかのグループはどうかわからないけど、僕たちは特別仲がいいんじゃないかなと思っていて。そういう存在が近くにいてくれてうれしいです」と誇らしそうにメンバー愛を語った。
イベント後半は、前半の質疑応答から趣向を変えて企画コーナーへ。八木と齊藤に同じお題を出し、それが一致するか答え合わせする企画なのだが、実はふたりは同い年で同じ東京出身。さらに「１ヵ月半の撮影を終えて仲も深まり、息ぴったりなふたりなら答えが一致して当たり前」「一問も一致しなかったら罰ゲーム」というかなり無茶ぶりな企画で「嘘でしょ？ 本当に聞いていない」と本気で焦るふたり。だが１問目「第１話でいちばん好きなシーンは？」というお題が出ると、どちらも「バスの中の出会いのシーン」を挙げて一致。理由も「このシーンがなければこの物語は始まらなかった」（八木）「ここは最初の場面で『あやしいパートナー』の顔みたいなシーン。クランクインもこのシーンだったので、すごく思い出深いです」（齊藤）と共通して難なくクリア。無事、罰ゲームを回避することができた。続いて「撮影期間内でいちばん笑った出来事は？」というお題も、互いに高杉亘演じる新庄（法律事務所の代表）とのシーンを挙げて見事一致。ここは春斗とさくらがソファで眠っているところに新庄が「グッドモーニング！」と言って入ってくるシーンなのだが、その言い方にツボってしまい「(齊藤が)ソファに顔をめり込ませて笑いをこらえていた」(八木)とか。でも肩がぷるぷる動いてしまい結局NG。その後も笑ってしまい9回ほど撮り直したそうだが、「私たちだけじゃなく、みんなも笑っていた」(齊藤)と話し、「びっくりするくらい笑顔が多かった」現場の様子が伝わってきた。ラストは「撮影が終了したご褒美に今いちばんやりたいことは」というお題で、これは八木が「温泉旅行」、齊藤が「ラーメン」で不一致。でも齊藤が「温泉に入ってラーメンを食べたいみたいな(笑)」と言うと「そのセットがいちばんいいですね」と八木がすかさず同意し、息の合ったやりとりを見せてくれた。
そして最後は視聴者へのメッセージ。「本当に展開が目まぐるしくて、どの話もおもしろく観ていただけると思います」という齊藤の言葉に続き、八木が「僕たちキャストもスタッフも、全員で作品が良くなるよう同じ方向を向いて、日々頑張って撮影しましたので、それが皆さんに届けばいいなという気持ちでいっぱいです。12話まであるので、ぜひ盛り上げていただけたらうれしいです」と締めてイベントを終えた。
すでに2話までオンエアしているが、ここで語られた撮影エピソードを知ってから観ると、さらにドラマがおもしろくなるはず。ふたりのコメントを思い浮かべながら、ぜひ最後まで完走してほしい。
Photography_塩崎亨
Text_若松正子
DRAMA Information
ドラマイズム「あやしいパートナー」
©「あやしいパートナー」製作委員会・MBS
2025年4月29日（火）より放送スタート！
MBS：4月29日（火）より毎週火曜 深夜0:59～
TBS：4月29日（火）より毎週火曜 深夜1:28～
原作：SBS/クォン・ギヨン「あやしいパ－トナー」
出演：八木勇征、齊藤京子／草川拓弥、森田想、伊島空、土佐和成／高杉亘、渡辺いっけい
監督：安川有果 吉村慶介
脚本：政池洋佑
音楽：小山絵里奈
オープニング主題歌：FANTASTICS「運命なんて」（rhythm zone）
エンディング主題歌：神はサイコロを振らない「Lovey Dovey」（ユニバーサルミュージック/ Polydor Records）
制作プロダクション：C&Iエンタテインメント
製作幹事：カルチュア・エンタテインメント
製作：「あやしいパートナー」製作委員会・MBS
ドラマ「あやしいパートナー」公式HP
https://www.mbs.jp/suspicious_partner/